2011年02月24日

大根の月

 先月から、朗読の本を変えました!
向田邦子さんの本で、「大根の月」です!

これは、新潮社から出ている「思いでトランプ」という短編集の中に収録されていて、この本の中には直木賞を受賞した作品もあるのに、何も賞を取っていないのですが、私にはこのお話が一番心に響きました!

 内容は、昔祖母から教わった包丁さばきが身についていた英子は、子供が生まれても三日に一度は包丁を磨いでいた。
ある日、ひょんな事故で自分の子供の指を切ってしまい、そこから、家庭が崩壊して行くが、、、。

 ここから先は本を読んで欲しいなぁと。

最後はほんわかして、どうするのかなぁとあれこれ考えて、自分だったらどうしてるだろうとか思案してしまう作品です!
そして、なにより、題名でもある「大根の月」っていうのが、なるほど!って思ったこともあります!
物語のなかで、主人公英子は昼間に出ていた青い空に浮かんでいる白く透き通った半月の月を見て、
「あの月、大根みたいじゃない?切り損なった薄切りの大根」と隣にいた婚約者に話しかけるシーンがあります。
この切り損なった薄切りの大根が、あ、ほんとだ!っと思いました!

まるのままで薄く切ろうとして半月になってしまって、しかも薄く透けている、、。
それを、月に当てはめてるなんて、向田さんてやっぱり凄いなぁと感動して、そのほかにも祖母が母に向かって『あの人は手脚気だから」と言うシーンがあって、この手脚気は向田さんの造語なんですが、不器用とかそういったような意味で使われているんですが、不器用と言われるより、軽蔑度が高いなぁとだからこそ、英子は包丁さばきがうまくならざるおえなかったというのが凄く解り易い!と思いました。
文字で見ると解り易いのですが、聞いたことがない方にとっては、解ってもらえるかなぁと思いながら朗読したら、『手脚気」が初めて聞いた言葉だけど解ったと言って貰えて、さらにこの作品が好きになりました!

 頑張ろっと!

 あ、そうそう前回の私のマッサージですが、きっと私が行ったところがあんまり良くなかったんだと思います、、。
いつも行っていると、どうしてもつっこんだ話もしてしまいがちで、私はあんまり話したくない側で、極力話さないようにしていたら、施術師の離婚話を聞かされて、さらに、やってもらっている時にだんだん力が入らなくなってきたなぁと思っていたら、うたた寝をはじめたり、、、。そんなところだったんです。きっとそういう所の方が稀だと思いますが、私はそういう運がなかったのかもしれないなぁと思ってました!

マッサージって力仕事でわがままなお客が多いと思いますが、お仕事頑張って下さい!
posted by 佐藤ゆうこ at 23:02| Comment(2) | TrackBack(0) | 朗読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月10日

三浦哲郎さん

勉強している朗読の本を変えました!

先月かな?お亡くなりになった三浦哲郎さんの短編集の中から選びました!劇団四季でミュージカルにもなってる「ユタと不思議な仲間たち」の原作者でもあります!

新潮社から3冊でている短編集のうちの、「みちづれ」から、”ののしり”にしました!

なるべく、自分の年齢にちかくて、女性が主人公のものを探していたからです!
あ、自分の年齢にはあんまり近くないですけど、27歳なので、気持ちが解るとおもっての事です!

内容は、アイスホッケーのチームに所属している、27歳独身女が試合中にくそばばぁとののしられる。
試合中のののしりはいつのもことだけど、自分も、気の利いた平凡ではないののしりをいつか言ってみたいと思っている。
そんな中、毎年恒例のリーグ戦がはじまり、ライバルのS女の所属しているチームとの試合がはじまる。
S女は2人の子持ちで幸せそう、、、。
最終ピリオドで、S女と激しい戦いになったとき思わず言ってやったののしりに、、、、。

とまぁ、短くいえばこんな感じかなぁ。

やってみたいと思ったことが、いざ、達成してみると、肩すかしするというか、これがやりたかったんじゃなかったんだと気付いたりと、心に『あれ?』と思うような、反省したりとか、そんなような意味合いが伝わればと思います!

舞台をやっていた時には、これまた先日お亡くなりになった佐野洋子さんの「100万回生きたねこ」をやろうと思って勉強してたんですが、、、舞台が終わったら、全く別の作品をやってみたくなりました。

posted by 佐藤ゆうこ at 19:18| Comment(1) | TrackBack(0) | 朗読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月09日

百物語

 ポランではない方の、朗読会で題材を変えました。

前に、こちらの朗読会の今年の”テーマ”は”幸福”について書かれているものをやる!って言ってたんですが、なかなかいい題材とめぐり会わず、夏なので、怪談ものにチャレンジしてみようと思いました!

 今までは、文章やメッセージを、どうしっかり伝えられるかが目的だったんですが、今回は聴いているひとが最後に”コワっ”って思ってもらわないといけない、、、。だから、どう、文章と向き合えばいいのかが、いまいち自分の中で明確になってないかんじがあって、しばらくは暗中模索しそうです!

 ま、いつもさまよってしまいますが、でも迷うから、道がひらける。
そして、ひとつ階段を上るとまた壁があって、そしてまた考えて、、、。

この繰り返しですが、きっとそうやって、すこしずつでも良くなっていることを信じたいです!


 今回私が選んだ題材は、
百物語 北村薫著 です!

興味がある方はぜひご一読を!
posted by 佐藤ゆうこ at 20:23| Comment(1) | TrackBack(0) | 朗読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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